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楠本喜己
YOSHIMI KUSUMOTO
小学生の頃から機械を分解するのが好きだった。バイクに出会ったのは、中学生になった頃家が山間部だった為、バイク通学するようになったのがきっかけ。
免許を取り立ての頃は、自分なりにエンジンをいじったり改造したりで明日通学するバイクを前日の夜にバラして徹夜で直したりと、学生時代はそんな毎日を過ごす。
社会人となってから少し車に浮気をし、ポルシェを始めクラシック車を5~6台所有していたが場所的な問題もあってバイクにカムバック。
カムバックして最初に乗ったバイクが憧れの「Z」だった。学生時代は高価でとても買えなかった夢のバイクだ。それからというもの「Z」一筋に明け暮れる毎日。
当時20代前半JRに勤めていたが、バイクをいじる事のほうが、むしろ本業?といえるほどの入りようで自分でもあきれるほどだった。そんな私を見ていた妻は見るに見かねて「バイク屋でもしたら?」とプッシュしてくれたのがはずみとなって、34才の時バイクで身を立てる事を決意した。
私の心の奥にあるものは、「いつも自分に負けない事」そして、信念を貫き通すということ。
強い精神力から沸き出すパワーがあれば、確実に頂点へのステップを一歩踏み出せると信じている。
“思いついたら、とにかくやってみよう!
後で後悔したくないから。”
こうして日々自分を追い込み、プレッシャーをかけ、「他に負けないようなバイクを作りたい!」
きっとこれに終わりはないのだろう・・・。